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大阪府学校図書館協議会

◇本会は大阪府下における学校図書館の研究と充実を図って、学校教育の発展に資することを目的とする。
◇本会は目的を達するために研究会・協議会・展示会・会報の発行、その他必要と認める事業を行う。

第2回 大阪府大阪府学校図書館研究集会
報告

2014.10.29
大阪府男女共同参画・青少年センター5F特別会議室



1. 大阪府学校図書館協議会 事務局長 挨拶

 

2. 大阪府学校図書館協議会 会長 挨拶

 

3. 報告1
「情報交換の手段としての高図研SNS(仮称)の紹介と運用例」

  報告者 大谷高等学校 樋田 道男 先生
1)高図研SNS
2)ライブラリーカフェ

報告資料[pdfファイル 279KB]

4. 報告2
「大阪府学校図書館協議会のXoopsサイトについて」

  報告者 大阪府立北千里高等学校 西田 治 先生

報告資料[pdfファイル 481KB]

5. 報告3
「熊取中学校の図書委員会活動
〜大阪府立佐野高等学校との連携〜」

  報告者 熊取町立熊取中学校 紀之定 美千代 先生
1)熊取中学校の図書委員会活動
2)大阪府立佐野高等学校との交流

報告資料[pdfファイル 374KB]

(内容)
 樋田先生の報告「情報交換の手段としての高図研SNS(仮称)の紹介と運用例」、および西田先生の報告「大阪府学校図書館協議会のXoopsサイトについて」は、図書館関係者の交流の場不足という現状に一石を投じる内容であった。各校において司書教諭、学校司書の配置が進む一方、それらの方々の交流の機会はまだまだ少ない。図書館教育に関わる情報を共有したり、互いの実践や課題を交流したりする場がweb上に提供されることによって、関係者の連携がしやすくなり、より一層その活動を活発化するものと思われる。特に、経験の浅い担当者には、強い味方になり得るのではないか。今後の活用が期待される内容であった。
 紀之定先生の報告「熊取中学校の図書委員会活動〜大阪府立佐野高等学校との連携〜」は、主体的で活発な委員会活動の実践例とともに、中学校と高等学校の図書委員会が交流をもつという、校種を越えた研究団体である本協議会の特徴をよく生かした実践報告であった。異なる校種間での交流・連携は図書館教育活動においてもますます重要な課題となるが、生き生きとした交流活動の様子が紹介され、参加者にも今後の実践を促す内容となった。

6. 質疑応答

Q. 公共図書館との連携は?
A. 府立中央図書館には、大変助けていただいている。
Q. 委員会の活動時間帯は? 部活動などもあると思うが。
A. 専門委員会活動が、課内(45分授業の6限め)で行われている。
Q. 材料等の予算は?
A. 寄贈や、美術科の残り物などをいただいて賄っている。
Q. (司会より)生徒主体の朝読の取り組み例は、他校でもあるか?
A. (会場からの応答なし)
Q. マナー作りによって、マナーの乱れがどう変わったか?
A. 教師の協力、全校集会でのアピールによって、少しずつ改善。
Q. 学校全体の意識をどのように高めたのか? 体制作りの秘訣は?
A. 図書館から声を上げていく。職朝、職員会議など、あらゆる機会に。
Q. (司会より)図書館を使った授業は、どれぐらい行われているか?
A. 国語、社会、数学、理科、英語、美術など、多数。調べ学習時には、司書が公共図書館から団体貸し出しを受けて。
Q. 全教職員の意識づくりが重要であるが、図書館教育部は、どんな組織か? 独立してあるのか?
A. 分掌の一つとして。図書委員会は、四つの委員会の一つ。職員は、よく協力してくれる。
Q. 図書資料として、視聴覚メディアをどう扱うべきか?
A. (会場から)著作権の問題があり、注意が必要。
A. (会場から)CD、DVDは置かない。法的に不可。付録は別置し、図書館内のコンピュータでのみ視聴可にしている。

7. 高図研 会長 挨拶

(備考)
☆参加数
小学校   9
中学校  11
高等学校 31
合計   51(名)